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【記録員コラム】捕手一級

 オリックスの若月健矢選手が、6月24日の対福岡ソフトバンク9回戦(みずほPayPayドーム)に9番捕手でスタメン出場し、捕手通算1000試合出場を達成しました(プロ野球55人目、パ・リーグ22人目)。2024年の当コラム【守備率一位】で、若月選手が捕手通算1000試合出場以上の最少捕逸数を更新する可能性に触れましたが、1000試合到達時点で捕逸16ですので、コラムの予言(?)通り、藤井彰人(1049試合)、里崎智也(1018試合)両選手の20を更新する最少記録となりました。

 若月選手は捕手通算1000試合出場以上のランキングで守備率はパ・リーグ4位、プロ野球12位と突出した記録ではありませんが、捕逸の少なさを含めて見れば捕手として安定感ある守備であると言えると思います。今後も捕手としての出場試合数が増えれば増えるほど捕逸を記録する可能性も上がりますが、通算1000試合出場以上という括りの中で捕逸を20未満に留めることが出来るのかが注目されます。

 それと、現時点で若月選手の記録を更新する可能性がある選手としては、木下拓哉(中日)捕手が638試合出場で捕逸12、伏見寅威(阪神)捕手が545試合出場で11ですが、また少し遠い感じがします。

 以上、手短ですが「隠れた新記録」をお伝えしました。

 先日、埼玉西武ライオンズの優勝で日本生命セ・パ交流戦が終了し、リーグ戦が再開しました。ファンのみなさまには、熱い試合同様にさまざまな記録にも注目しながらプロ野球を楽しんでいただきたいと思います。

捕手通算1000試合以上 最少捕逸数
順位 選手 球団 捕逸 試合
1 若月 健矢 オリックス 16 1000
2 藤井 彰人 近鉄、楽天、阪神 20 1049
2 里崎 智也 ロッテ 20 1018
4 梅野 隆太郎 阪神 25 1093
パ・リーグ 捕手通算1000試合以上 守備率
順位 選手 球団 守備率 試合 守備機会 刺殺 補殺 失策 捕逸
1 甲斐 拓也 ソフトバンク .9964 1018 7869 7113 728 28 29
2 鶴岡 慎也 日本ハム、ソフトバンク .9958 1190 6459 5907 525 27 39
3 伊東 勤 西武 .9950 2327 15450 14328 1045 77 92
4 若月 健矢 オリックス .9948 1000 6985 6292 657 36 16

※数字は6月24日終了現在

【NPB公式記録員 藤原宏之】