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【記録員コラム】2026年7月度ファーム・リーグ マンスリーレビュー

 先日行われました「ナミックス フレッシュオールスターゲーム2026」は実に1万人を超えるファンの方々にご来場いただき、大盛況のうちに幕を閉じました。

 長らくイ・ウの対戦で行われてきた同試合ですが、三地区制となった今年からはセ・パに分かれての対戦となりました。試合は7対3でパ・リーグが勝利。日本ハムのエドポロ ケイン選手が本塁打含む2安打4打点の活躍でMVPを獲得したほか、西武の杉山遥希投手、オイシックスの高義博選手が優秀選手賞に輝きました。おめでとうございます。

 さて、今回も新生「ファーム・リーグ」で7月に生まれた主な記録と、好成績を残した選手をご紹介します。

個人記録

ソフトバンク・秋広優人、ファーム・リーグ初の「ゲーム2満塁本塁打」(7/11)
試合結果

 7月11日(土)、暑さ対策として朝の10時半から行われた広島-ソフトバンク18回戦(由宇)は初回から荒れ模様。

 広島先発の佐藤柳之介投手は試合開始から7球で2アウトを奪ったものの、内野安打と遊ゴロ失策で走者を背負うと、さらに四球を与えて満塁のピンチを招き、打席には6番・秋広優人選手。1ストライクからの2球目を振り抜いた打球は右中間スタンドに飛び込む満塁本塁打となり、ソフトバンクが幸先よく4点を先制します。

 その後、試合は終始ソフトバンクペースで進み、6対1とリードして迎えた9回表、2点を追加してなおも1アウト満塁の場面で再び秋広選手に打席が回ってきます。

 マウンドには5番手の杉田健投手。右腕から投じられた1ボール1ストライクからの3球目を逆らわずに流し打つと、打球はレフトフェンスを越える満塁本塁打となりました。

 一人の打者が1試合に2本もの満塁本塁打を放つのはファーム・リーグ初、NPB二軍通算では5人目、5度目の達成。球団では城島健司(現ソフトバンクホークスCBO)が1996年7月4日に対神16回戦(鳴尾浜)で記録して以来、30年ぶり2人目の達成でした。

7月度リーダーズ

リーグ・リーダーズ(打撃部門)
東地区
打率.400山本 大斗(ロ)
本塁打5山本 大斗(ロ)
打点15山本 大斗(ロ)
出塁率.458西村 瑠伊斗(ヤ)
安打18渡邉 諒(O)
盗塁6高 義博(O)
中地区
打率.406山村 崇嘉(西)
本塁打5仲三 優太(西)
打点18野口 恭佑(ハ)
出塁率.500皆川 岳飛(巨)
安打26山村 崇嘉(西)
盗塁6皆川 岳飛(巨)
西地区
打率.361池田 陵真(オ)
本塁打5山川 穂高(ソ)
打点16秋広 優人(ソ)
出塁率.446秋広 優人(ソ)
安打24笹川 吉康(ソ)
盗塁7笹川 吉康(ソ)
リーグ・リーダーズ(投手部門)
東地区
防御率2.45宮森 智志(O)
勝利2唐川 侑己(ロ)
西野 勇士(ロ)
勝率1.000藤井 聖(楽)
宮森 智志(O)
奪三振13西野 勇士(ロ)
セーブ5上村 知輝(O)
中地区
防御率2.12仲地 礼亜(中)
勝利3田中 将大(巨)
勝率1.000田中 将大(巨)
奪三振22仲地 礼亜(中)
セーブ2平内 龍太(巨)
大石 航(ハ)
西地区
防御率0.69斉藤 優汰(広)
勝利3張 峻瑋(ソ)
勝率1.000斉藤 優汰(広)ら6人
奪三振20張 峻瑋(ソ)
セーブ3マシュー(オ)

※太字は三地区を通じてリーグトップ

 東地区はロッテの山本大斗選手が打率と本塁打と打点の三冠に輝き、昨シーズン一軍で11本塁打を記録した自慢の打棒を存分にアピール。

 中地区は巨人のドラフト4位ルーキー・皆川岳飛選手が出塁率と盗塁の二冠。出塁率は2カ月連続でリーグトップと、出塁能力の高さを遺憾なく発揮しています。

 西地区ではソフトバンクの張峻瑋投手が勝利数と勝率と奪三振で三冠。台湾の高校を卒業後、NPBの舞台に飛び込んで2年目を迎える二十歳の右腕は、この活躍を受けて7月30日に念願の支配下選手登録を果たしました。

 各地区から一人ずつ選出されるSMBC信託銀行 ファーム月間MVP賞は今週の木曜日、8月13日発表です!

 以上、7月度のファーム・リーグ マンスリーレビューでした。

 それではまた来月お会いしましょう。

【NPB公式記録員 大塚雄太】