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日本野球機構オフィシャルサイト

2015 WBSC プレミア12

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1次ラウンド グループB Game16 - 11月12日(木) -

 WBSC世界野球ランキングの上位12カ国が出場する国際大会「2015 WBSC プレミア12」は12日、1次ラウンド第5日が台湾の各球場で行われ、日本は桃園国際球場で世界ランキング6位のドミニカ共和国と対戦、4-2で競り勝ち、開幕3連勝としました。

 日本は初回、2死から山田哲人(東京ヤクルト)が二塁打を放ってチャンスをつくると、中村剛也(埼玉西武)がセカンド後方に打ち上げた打球を二塁手と右翼手が交錯して落球。その間に山田が生還して1点を先制しました。さらに4回には2四球で得たチャンスに、昨日のヒーロー・中田翔(北海道日本ハム)が技ありの一打で中前に運びリードを広げました。

 先発の武田翔太(福岡ソフトバンク)は再三ピンチを招くものの、要所を締める粘りの投球。その武田が足を痛め4回で降板すると、小川泰弘(東京ヤクルト)が緊急登板。5回、6回を三者凡退に打ち取る好投を見せました。
しかし7回、先頭打者の打球を左翼手が見失いエンタイトルツーベースとされると、1死後、左越えに2ランホームランを浴び同点に追いつかれました。

 日本は8回、2四球とボークで2死二、三塁とし、バッターは中田。ここでも勝負強さを発揮した中田は、5球目を引っ張ると三塁線を破る2点タイムリーツーベース。勝ち越しに成功した日本は、8回は山崎康晃(横浜DeNA)、9回は松井裕樹(東北楽天)とつなぎ、逃げ切りました。

 小久保裕紀監督は「なかなか楽に勝たせてくれない。昨日、今日と中田さまさまですね。若い投手もよく投げてくれた。守備でもいいプレーが出て今日は守り勝ち」と、苦しい戦いを振り返りました。
連日大活躍の中田は「何とか投手のために点を取りたかった。自分自身も周りの選手に助けられているので何とかしたいと思っていた。」とフォア・ザ・チームを強調しました。

 日本の次戦は14日(土)、桃園国際球場で18時(日本時間19時)から米国と対戦します。

1次ラウンドグループB (Game 16)

2015年11月12日(木)
桃園 ◇開始 18:08 (3時間2分) ◇入場者 3,500

(3勝0敗)

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
日 本 1 0 0 1 0 0 0 2 0 4 5 0
ドミニカ共和国 0 0 0 0 0 0 2 0 0 2 8 1

(0勝3敗)

バッテリー
[日] 武田、○小川(1-0)、山崎康、(S)松井裕(1) - 炭谷
[ド] Cabrera、Payamps、●De Jesus(0-1)、De La Cruz、Rondon - Olivo
本塁打
[ド] R.Rodriguez 1号(7回2点 小川)