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SMBC日本シリーズ2020

デイリーリポート

移動日

連勝のソフトバンクは「日々、新たに」の意識、巨人は連敗脱出へ各々が集中して練習

 京セラドーム大阪で2連勝、日本シリーズでの連勝を10に伸ばしたソフトバンクは、11月23日、地元・福岡に帰ってきた。例年、移動日は先発投手練習と一部野手の打撃練習というケースが多かったが、今年は全体練習に。明るい雰囲気そのままに、本拠地・福岡PayPayドームで汗を流した。

 練習を前に、工藤公康監督からは「明日の準備というところで、みんな個々でできることをしっかりやってほしい。そのための今日なので、打つ人は打ってもいいし、治療にあてる人はひと汗かいてから治療にあててくれればいい」との通達が。それぞれが明日からの戦いに向けて、さまざまな形で準備を進めた。

 柳田悠岐や松田宣浩ら一部の主力選手、ベテラン勢がウォーミングアップ終了後、グラウンドを後にする中、積極的に練習に励んでいたのは若手選手たちだ。2試合で8打数7安打と“シリーズ男”と言える活躍を見せている栗原陵矢は、「球の見え方はいいのかなとは思います。あとは初めて対戦するピッチャーばかりなので、タイミングを早めに取ることなどを意識している」。ここまでのいい感触を確かめるように、練習でもしっかりと振り込んだ。

 栗原とは対照的に今シリーズ、無安打の周東佑京は、立花義家打撃コーチを中心とした首脳陣と一緒に、スイングや体の使い方などを入念に確認。つながり出した打線の中で、周東が出塁、足でチャンスメークができるとなれば、さらに攻撃力はアップ。シーズン終盤のような鋭い打撃を取り戻せるか。明日以降の打席に注目したい。

 練習を通じて選手の状態を確認した工藤監督は、明日からの戦いに向けても、「日々、新たに」という意識で挑んでいくことを強調。2連勝という現状にも、「勝ったことは過去のことなので、あと2つをどう勝つかというところだけをしっかり考えてやっていくことが大事なのかなと思います」と気を引き締めた。状況次第では本拠地での日本一決定も期待されるが、「チャンスがあるのは十分理解していますけど、まずは明日の一戦。明日だけに集中して、先のことは考えず。目の前の試合を、しっかり力を合わせてやっていくことが大事」。これまで同様に一戦必勝を貫くだけだ。

 逆転日本一へ、まずは1勝を目指す巨人は、予定よりも少し早い16時過ぎに全体アップを開始した。この間に畠世周がマウンドで投球練習、明日の登板が予告されているA.サンチェスもマウンドの感触を確かめた。全体練習では前夜にミスのあった投内連係で入念なチェックを行い、シートノックへ。その後、投手は外野後方の投手エリアで個別調整、野手は2カ所でのフリー打撃を行った。第2戦終了後、原辰徳監督が予告した“猛練習”とはならなかったが、連敗脱出に向けて各々が集中して練習に取り組んだ。

 PayPayドームでは公式戦通算打率.321と好成績を残しているキャプテンの坂本勇人は「引き続き、(PayPayドームで)打てるように頑張ります」としつつ、第3戦に向けて「やられたら、やり返す。倍返しだ!」と必勝を誓っている。

 なお、明日行われる第3戦の予告先発は、ソフトバンクがM.ムーア、巨人がA.サンチェスと発表された。ともに初めての日本シリーズでの登板となる。ムーアは「1球1球の重みっていうのがレギュラーシーズンとは違ってくる」としつつも、「あまり考え過ぎないように、意識し過ぎないように。一つひとつ、一人ひとり、1球1球という気持ちでやっていきたい」。一方のサンチェスは広報を通じて「チーム一つになって、明日の試合は絶対に勝ちます。戦いはまだまだ続きます」と力強いコメント。ソフトバンクが王手をかけるのか、巨人が巻き返しへの1勝を挙げるのか。両チームにとって重要な一戦となる第3戦は、明日11月24日、PayPayドームにて18時半プレーボールで行われる。