2013ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は2日、福岡と台中で開幕し、 3連覇を目指す日本は第1ラウンドA組でブラジルと対戦、5-3で逆転勝ちし、初戦を白星で飾りました。
2-3とリードされ1点を追う日本は8回、先頭の内川聖一(福岡ソフトバンク)が左前打で出塁すると、糸井嘉男(オリックス)がバントで送って1死二塁。ここで代打で起用された井端弘和(中日)が、本領発揮の右打ちで右前に適時打を放ち同点。さらに1死満塁として、この日、右膝の違和感でスタメンを外れていた阿部慎之助(読売)が代打で登場。初球を叩くと、痛烈な打球が二塁手を強襲し勝ち越し打となりました。松田宣浩(福岡ソフトバンク)も中前適時打で続いてリードを2点に広げると、その裏は能見篤史(阪神)がピシャリと抑え、最後は守護神・牧田和久(埼玉西武)が締めました。
苦しみながらも白星発進となった日本代表の山本浩二監督は、「苦しかった。これが国際大会の厳しさですかね。なかなか日本のペースになれなかったが、8回によく逆転してくれた。」 と、薄氷を踏む勝利にほっと一息つきました。
2013年3月2日(土)
ヤフオクドーム ◇開始 19:09 (3時間20分) ◇入場者 28,181
(1勝0敗)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | H | E | |
日 本 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 5 | 7 | 1 |
ブラジル | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 9 | 0 |
(0勝1敗)
[日] | 田中、杉内、○攝津(1-0)、能見、(S)牧田(1) - 相川、阿部 |
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[ブ] | Fernandes、Gouvea、●仲尾次(0-1)、Kondo、Noris - Franca |