2013ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は17日(日本時間18日)、米国サンフランシスコのAT&Tパークで準決勝が行われ、日本は1-3でプエルトリコに敗戦、惜しくも大会3連覇はなりませんでした。
日本の先発・前田健太(広島東洋)は初回、制球が定まらず連続四球を与えると、2死一、二塁から適時打を許し先制の1点を献上。その後は自らの好守備でピンチを切り抜け、5回を1失点と粘りの投球を見せました。しかし、2番手で登板した能見篤史(阪神)が、7回に痛恨の2点本塁打を浴び、リードを3点に広げられました。
3回まで無走者に抑えられていた打線は、4回からは毎回走者は出すものの、あと1本が出ない重苦しい展開。ようやく8回、1死から鳥谷敬(阪神)が中越三塁打で出塁すると、井端弘和(中日)が右前適時打を放ち1点を返しました。さらに内川聖一(福岡ソフトバンク)も右前打で続き、一、二塁のチャンスを作りましたが、走塁ミスもあり反撃もここまで。3連覇の夢は叶わず、準決勝で敗退となりました。
2013年3月17日(日)
AT&T Park ◇開始 18:12 (3時間27分) ◇入場者 33,683
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | H | E | |
プエルトリコ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 9 | 0 |
日 本 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 6 | 1 |
[プ] | ○M.Santiago(1-1)、De La Torre、Cedeno、Fontanez、Romero、(S)Cabrera(3) - Y.Molina |
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[日] | ●前田(2-1)、能見、攝津、杉内、涌井、山口 - 阿部 |
[プ] | Rios 1号(7回2点 能見) |
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